الزلزلة
Az-Zalzalah
The Earthquake
1 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 001
إِذَا زُلۡزِلَتِ ٱلۡأَرۡضُ زِلۡزَالَهَا
大地が激しく震動させられる時、
2 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 002
وَأَخۡرَجَتِ ٱلۡأَرۡضُ أَثۡقَالَهَا
また、大地がその重荷[1]を吐き出し、
[1] この「重荷」は、死んだ人々や、財宝のこととされる(ムヤッサル599頁参照)。
3 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 003
وَقَالَ ٱلۡإِنسَٰنُ مَا لَهَا
(戦慄に襲われた)人間が「それ(大地)に、何が起こったのか?」と言う時、[1]
[1] 復活の日の天変地異の様子については、洞窟章47、ター・ハー章105-107、蟻章88、山章9-10、出来事章5ー6、衣を纏(まと)う 者章14、真実章13-15、階段章8-9、消息章20、巻き込む章3、衝撃章4-5なども参照。
4 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 004
يَوۡمَئِذٖ تُحَدِّثُ أَخۡبَارَهَا
それ((大地)は(復活の)その日、自らの消息[1]を話す、
[1] この「消息」とは、大地で行われた善悪の行いのこと(ムヤッサル599頁参照)。 あるいは大地の変動の理由(アル=バイダーウィー5:518参照)。
5 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 005
بِأَنَّ رَبَّكَ أَوۡحَىٰ لَهَا
あなたの主*が、(そうするよう、)自分にご命じになったのだ、ということを。[1]
[1] 「・・・自分にお伝えになったために」という解釈もある(前掲書、同頁参照)。
6 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 006
يَوۡمَئِذٖ يَصۡدُرُ ٱلنَّاسُ أَشۡتَاتٗا لِّيُرَوۡاْ أَعۡمَٰلَهُمۡ
その日、人々は自分たちの行いを見るべく、三々五々に出て行く[1]。
[1] 清算の場から、天国、または地獄へと連れて行かれる。あるいは、墓場から清算の場へと出て行く(アル=クルトゥビー20:149-150参照)。
7 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 007
فَمَن يَعۡمَلۡ مِثۡقَالَ ذَرَّةٍ خَيۡرٗا يَرَهُۥ
それで、僅かな重みでも善いことを行う者は誰でも、(来世で)それ(に対する褒美)を見出すのであり、
8 - Az-Zalzalah (The Earthquake) - 008